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杭引き抜き工事Pile

解体工事に伴う既存建物の杭・地中障害物撤去工法について
弊社施工管理技術者が、現場を把握して『安全・工期・コスト』
お客様へ最善の工法をご提案いたします。

解体工事に伴う、RC杭、PC杭、PHC杭、松杭、セメントミルク注入杭、鋼管杭などの既存杭を撤去いたします。

既存杭引き抜き工事
既存杭引き抜き工事

杭抜き・杭破砕工事

杭抜工事/地中障害物撤去工事(アポロン工法)

オールケーシング工法

1. 騒音・振動が少ない為、近隣への影響が少ないです。
2. ケーシングを継ぎ足すことにより最大約50m程の杭を引き抜くことができる施工法です。(但し、施工機種ベースに異なる場合もあります。)
3. 杭抜き機組み立てには、5~6時間程度かかります。(但し、狭小地で悪条件の場合は8時間程度かかります。)
  ※組み立て・解体で2日間の工程が必要になります。

施工機種

16tラフターベース
25tラフターベース
35tラフターベース
50tラフターベース
55tラフターベース
75tラフターベース

引抜可能杭

<引抜可能杭種類>
PC杭・RC杭・三角杭・摩擦杭・BH杭・鋼管杭・根固めH杭・松杭・アース杭
<引抜可能杭経>
φ200mm~φ800mm
<引抜可能杭長>
L=45m(杭重量等の検討が必要)

<オールケーシング工法杭引き抜き全体> 引抜杭:φ350 32.8m×4本

オールケーシング工法杭引き抜き
オールケーシング工法杭引き抜き
オールケーシング工法杭引き抜き
施工要領図
掘削初期の作業を早くする為に杭頭を約1m程頭出しを行います。

掘削初期の作業を早くする為に杭頭を約1m程頭出しを行います。

掘削初期の作業状況

掘削初期の作業状況

既存杭引き抜き状況

既存杭引き抜き状況

吹き抜き完了杭

吹き抜き完了杭

既存杭抜き穴の埋め戻しについて

既存杭の引抜き後の穴を放置すると、地盤内の空隙が拡大し地表面沈下が発生します。従って、埋め戻し材によって引抜き後の穴を充填することが必要となります。
流動化材による既存杭引抜き穴の埋戻し方法は下記の通りです。

既存杭抜き穴の埋め戻し

地中障害物撤去

既存建物解体工事が完了した後に、既存杭(地中障害物)の撤去を行います。

全旋回オールケーシング工法(CD工法)

全旋回オールケーシング工法(CD工法)は、ケーシング先端のカッティングエッジに超硬チップを取り付けたカッタービットを装着し全旋回掘削機にて回転させながら地中の障害物を隔離し、地中の既存躯体(構造物の梁・柱・底盤・基礎杭)をハンマグラフ等でケーシングチューブ内の土砂や障害物を排土除去する工法です。周辺地盤への影響が少なくケーシング内部の障害物を完全に取り除く事ができ、撤去後は発生土や砂・砕石・モルタル等で埋め戻します。近年ではSMWや場所打ち杭の先行工事として採用されます。

特徴

1. 高トルクな回転力により、岩盤、転石、玉石等の掘削や鉄筋コンクリートの切削が可能です。
2. ケーシングチューブにより掘削孔の防護を行いながら内部を掘削していくため、周辺地盤への影響が少ないです。
3. ケーシングチューブ内部の転石や障害物等をハンマーグラブで完全に取り除く事ができます。
4. 大口径、大深度の掘削に適しています。
5.ケーシング削孔の為、その剛性力により高い鉛直性が得られ、全周回転するのでフリクションカットに優れています。

施工例・施設例

地中障害物撤去現場全体

<地中障害物撤去現場全体>

全旋回オールケーシング工法/CD工法

<全旋回オールケーシング工法/CD工法>

施工手順

1.CD機設置

1.CD機設置

2.ケーシング圧入

2.ケーシング圧入

3.障害物撤去(ハンマーグラブ使)

3.障害物撤去(ハンマーグラブ使)

施工詳細図
施工詳細図